【新卒入社1ヶ月で退職】辞めた理由と退職後の話⑶
こんにちは、うなぎです!
今回も前の記事の続きで新卒入社1ヶ月で退職した後の話です。
前回同様、転職関連サイトに載っている辞めたい時に見るものではなく、
私自身の体験談をツラツラと語っているだけですが、
この記事を読んでくださる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
まだ初めから読んでいない方は先に⑴をこちらからどうぞ👇
前回⑵では退職後から転職活動開始まで書きました。
さて、今回のメインは転職活動開始編!
目次
転職活動開始時期
新卒入社1ヶ月で退職後から既に3ヶ月が経過し、暑さが厳しい8月になっていました。
重い腰を上げ転職先探しのため、以前同様転職サイトで条件を入力し、希望に添っていそうな会社にエントリーし始めました。
職探しの軸 ⑴
私が前職を辞めるきっかけとなった理由には、間違いなく仕事とプライベートの両立ができなかったことが含まれているので、 いわゆるワークライフバランスが保てそうな企業を軸の一つにしました。
定量的に挙げると、
- 土日祝休み(完全週休2日制)
- 年間休日数120日以上(できれば125日)
- 時間外労働平均20時間以内
この辺りだと思いました。条件だけ見ると一般的にホワイト企業と呼ばれるものだと思います。そう!とりあえずガツガツではなく普通に働きたかったのです。まずは社会復帰が一番ですから笑
労働条件の賃金については新卒平均水準(20万円)を下回らない限りエントリーしました。
職探しの軸 ⑵
業界には特にこだわりが無かったので、職種で軸を立てました。
学生時代に留学・インターンを経て培った英語力を活かせる職=海外営業職だと感じそれを主柱、対外的に海外と取引がある会社での営業職を支柱としました。
支柱を立てた理由は、ぶっちゃけ入社できてしまえば社内営業でどうにかなると考えていたからです。実際、これは真理だと思います。どうにもならないのであれば、チャンスを掴めない自分が条件に見合っておらず研鑽が必要か、その会社が必要としていないかのどちらかかと。
厳しい話ですが、希望や夢を叶えるには知識や経験が必要なのは当然なので、マッチングしないのであれば私ならその理由を熟考し、次に繋がるように行動します。
準備・面接対策
エントリー後、上手く企業側とマッチングすると採用担当者からメッセージが届きます。必要書類、選考フロー、面接予定日など連絡が来ます。
ここで問題が起きました、前の記事⑵の最後に書いたことです。
時期が既にお盆休み前になってしまっていたので、エントリーしても何も連絡がない企業が多数あり、落ちたのか、ただ休暇に入っているだけなのか分かりませんでした。
一見、自分にとって不利益は無いように思えますが、内定をいただいてから問題になるのです。これについては後ほど説明します。
ほとんどの企業が最初の面接、ないしは書類選考結果報告まで約1週間という期間を設けていましたが、夏季休暇のため書類選考だけでも2週間ほどかかりました。
その結果、1次面接1社目と最後の会社とで3週間も開いてしまいました。
話を戻して「準備及び面接対策」について
準備は履歴書や職務経歴書など、一般的に転職活動に必要なもののみ用意しました。
面接対策は特にしていません。理由は良くも悪くも、新卒の就活での面接からあまり時間が経ってなかったからです笑
もし面接に不安な方は転職エージェントのサービスを利用するのがオススメです!実際に面接で質問されそうな内容を、会社の業界や規模ごとに対策してくださるそうなので対策可能です(一度訪問したエージェントの方に言われました)
書類選考に使用される履歴書・職務経歴書はググって出てくるテンプレを参考にしましたが、特に経歴書には記載内容が全然ありませんでした。
それもそのはず、たった1ヶ月で辞めてしまったので笑
書かないわけにいかないので、実際はその1ヶ月の執務内容を記載しました。この書類作成に一番時間をかけ何度も推敲し、転職経験のある先輩にレビューを依頼したりしました。
選考フロー
私の経験上、新卒の就活では1社あたり平均3~4回面接がありました。
例:書類選考→人事面接→部長面接→役員or社長面接
今回の転職活動では平均2~3回面接がありました。
たった1回で面接が終わった(落とされた)企業もあったので、全て上手くいくと3回程度だと思います。
私が受けた企業は8社。
業界はIT(2)、貿易(2)、船舶(1)、 メーカー(2)、広告(1)です。
※()内は社数
IT企業は両社とも選考途中で課題提出が必須でした、新卒時代IT系中心に受けていた経験上、これはその業界の傾向とも言えるでしょう。
またメーカー及び貿易会社は1次面接の前後どちらかにSPIのような一般常識・数学・英語・国語力を問う筆記試験があり、中には英文300語でエッセイを求める設問がある試験もありました。
正直、筆記試験は全く対策しておらず、少し舐めすぎていたと反省しました。結果として、少なくとも1社はこれで落とされてしまったと感じています。
実際に面接で聞かれたこと
「なぜ前職を辞めたのか」
この質問は毎回必ずされました。
正当な理由があれば辞めた理由、その期間で印象が悪くなることはありません。その上、どの面接官もそこまでその理由にこだわっている印象は受けませんでした。
それよりも「どういうマインドで辞めるに至ったか」や「一緒に働けるかor働いてるイメージが湧くか」が重要に思えました。
これは事実で、現在勤めている会社の最終面接に5人面接官がおり、そのうちの1人である今の上長(海外営業部/部長)から直接伺いました。
正直、今の部署では私が一番の若手で、同僚は自身と比較するとすごいバックグラウンドやスキルを持っている方々ばかりで、プロパーは少なく半数以上が転職組という社内でも珍しい部署です。
若くして転職するに至った私は、社会人経験は皆無、営業力もなく強いて言えば留学経験があるくらいのいたって普通の人間です。
しかし20~30人くらいのエントリーに対し私を採用にすることにしたのは「将来への期待」や「一緒に働くイメージが1番強かった」と言われました(部長話)
「転職」自体が人生においてそれなりに大きなターニングポイントであることは言うまでもありませんが、日本においてその経験が豊富というのはあまりポジティブに捉えてもらえないことがあるかもしれません。
働き方・社会における変革スピードの加速度が高まっている今の日本で、これから先「転職」がメジャーになる未来もそう遠くないように感じます。
内定までのスピード
書類提出から内定までは短くて3週間、長くても1ヶ月以内でした。
私の場合先述の通りお盆休みを挟んでしまったため、通常期間であればもう少し短い期間で結果が出た可能性もあります。
例:8月5日に書類提出→8日に面接調整連絡(書類選考通過後)→19日以降に面接→面接後2日〜1週間で採用or不採用連絡
採用連絡方法はほとんどの会社が メールでした。その場で採用と言われたのは1社だけ。新卒の就活でよく言われる「サイレント」は無く、最低限不採用でもメール連絡はありました。
ここで先述の休暇期間を挟んでしまった転職活動の負の側面について
転職活動が上手くいき内定をいただく場合、内定承諾の期間を設定します。
基本的に企業は採用ポジションを予め設定しており、採用予定数を1人から設けています。
仮に第2志望の企業の内定を8月20日貰い、1週間の承諾期間があったとします。しかし休暇期間のせいで面接スタートにばらつきがあり、第1志望の企業の最終面接が18日で、合否連絡が1週間後の25日だった場合、内定をホールドしておくことができません。
これは私の転職活動での実話で、第2志望の内定連絡が先にあり、第1志望の最終面接がその後にありました。採用連絡は面接後1週間以内と聞いていましたが、その面接において人事部長に「弊社は何番目ですか(志望度)」と聞かれたので即座に「1番です」と答えました。
その直後「1番ですが・・・既にいくつか採用をいただいおり、承諾期間の兼ね合いもあって御社の採用連絡時期によっては縁がなくなる場合もございます」と少し強気に続けました。
結果的に面接の2日後に連絡があり、志望度上位2社を比較するため承諾期間ギリギリまで悩みました。
転職活動における最後の面接は現在勤めている会社で8月30日、承諾は9月に入ってからしました。エントリー(書類提出)がお盆明けだったのでスピードは2週間程度でした。
転職活動結果
一番気になる転職活動の結果報告・・・!!
については次回第4話(完結)で書きたいと思います。
今回も一読いただきありがとうございました。
UNAGI